LIFE SHIFT(ライフ・シフト)は50代、60代のこれからの生き方を考えさせられた
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ グラットン (著), アンドリュー スコット (著),
池村 千秋 (翻訳)
<100年時代の人生戦略>
を読んで
父親や母親の年代から比べると今の60代はとても若い。見た目も、体つきも、もちろん健康面も全然ちがいます。
人々は健康で長生きになってきています。
周りを見渡して、定年退職した人など、まだまだ若々しくて隠居なんかしてられないだろうという感じですよね。
そこでじゃどうするのかという生活、経済、などの生き方を考え直さなくてはいけないという本です。
若い人はまだまだ先の事と思うかもしれません。
実際50代、60代で亡くなった人もあります、寿命が伸びたってそれは単なる仮説じゃないかという人もいます。
が、実際周りを見るとまだまだ元気で、これからどうするんだろうという人がいっぱいいます。
これ現実です。
目次
人生のサイクル、3ステージ型からマルチステージ型へシフト
3ステージとは!?
1.青年まで(学生まで)
2.働く世代
3.退職後
という3ステージで今までは語られてきた人生のサイクルのことです。
それが、人生100年時代になると、そのサイクルがいままでと同じではなく、マルチステージということで、キャリアステージは2つ3つと重ねていく人生になってくるという見方です。
こういう時代になってから考えるというのもなんですが…
ほんとうは、もっと予測しながらちゃんと自分の人生設計をしておくというのが正しいのかもしれません。
でも、人はそんなに備えながら生きている人は少ないのです。
こんな時代になるかもと、20代からちゃんと計画して生きている人はエライ!本のレビューを見ても20代の人がこの本を読んで感想を書いていました。
さて、
じゃ、ある年齢に達して、(50代、60代)どうするのかということを考えたときこの本の中から役に立ちそうなヒントはあるのでしょうか?
100年時代の人生戦略のヒント
50歳、60歳からの人生はどうする?
50歳を迎えたとき先のことを考えていませんでした。
まだまだ若い!と思っていたから。
3ステージで長寿を生き抜くためには、仕事期間を延ばし、引退後に慎ましく生きるしかないというのが普通の常識的(悲観的な)考えですが、マルチステージを前提にすれば、教育→仕事→引退、という一直線、階段式の人生ではなく、その順序も変わるかもしれないし、引退後にまた仕事をしたり、仕事をしながら教育を受けたり、といった期間というのも選択肢ありですよね。
年齢によるステージという社会の前提(考え方)もかわってくる?
50歳だから、60歳だからとあきらめないで、そこから目標を立てるこの時期に、頭の整理に役立つ1冊。
まとめ
高齢化がすすんでくるなか、これからどうしたらと不安におもいながら暮らしていくか!
まだまだこれからとやるべきこと、やりたいこと見つけて人生を楽しむか。
私の考え方はこう!
やっぱり健康、元気であればなんだってできる。
今までは結構いきあたりばったりでやりたいことやってきたけど、それが財産になっていると思える年齢になってきた。
昨年は思い立って、断捨離をやった。
周りからは終活か!と言われながら。。。
スッキリすると、考えもすっきりしてくる。
まだまだやりたいことがある。
行ってみたい知らない国、知らない町がある。
これからは少し、戦略的にやってみようかと思わせてくれました。